静かに忍び寄る、恐怖の連続!情景が脳裏に焼き付き、離れない・・・「神送りの夜」の世界に引き込まれてしまい、一気に読破してしまいました。素晴らしいホラー作品です!
多くの現代人が忘れてしまった八百万の神々に対する畏怖。神様を畏れるということは、自然を恐れることと同義です。平坂町で行われていた神送りの神事も、もっと昔は各地で行われていたのでしょう。このお話…続きを読む
冒頭、表面上は大きなことは何も起こっていないのですが、しかし、町と人々の様子から私たち読者はすぐさま感じ取ります、その水面下で巨大で禍々しい何かが蠢いていると。そして掴まされる「記憶にあるはずの神社…続きを読む
和風ホラーの長所とも呼べる、空気感・少しずつ迫る恐怖・暗闇などの要素が、見事に調和しています。その怖さは、まるでこの小説を読んでいる私たちにまで迫ってくるような気配すら感じてしまいます。日本独特…続きを読む
怖すぎて中断しましたが、再開後、あっという間に読了しました。凄かったです。ネタばれると困るので、「読んでみてください」としか言えません。30万字超の大作ですが、文字数で敬遠するのは勿体ない…続きを読む
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