由緒正しい神社のある港町。そこでは、海から来た神が祀られていた。神は、春分の夜に呼び寄せられ、冬至の夜に送り返された。しかしこの二つの夜、町民は決して外へ出なかった。もし外へ出たら、祟りがあるからだ…続きを読む
神。それも、神社に祀られる神。ある神社が主人公の記憶にあるのだが、知らないとされている。ここは、ある時期に外出をすると人が消えてしまう町。神主になると、周囲で、災いが起きるという。…続きを読む
これはもはや、単なるふつうの怖さではない。日本人が忘れてはならない、常世への畏敬の念と畏怖が、この作品にはある。それは、我々の祖先が感じてきた、超自然の影かもしれない。みなさんもぜひ、読んで思…続きを読む
語られている怪奇現象のいくつかは、実際にあった事件が元になっている。さまざまな素材を、フィクションの形をとりながら、緻密なジグソーパズルに仕上げた手腕には、恐れ入った!(  ̄▽ ̄)
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