二回読みました読むと海辺の街の風景がパッと浮かんで、潮のかおりと冬の冷たい風が感じられる田舎の閉塞感と、街の重苦しく怪しげな雰囲気先が気になって一気に読んでしまったモデルの地域は山陰のあの辺りかなーと思いながら読んでました映像化希望!
山陰に住んでいるので、妙にリアルでした…途中、怖い場面も多かったですが、最後まで読むと、不思議と怖さがなくなりました!何度も読み返すと、また違った面白さが出てくると思いました!
長編だったけど、一気に読めました。完全に飲み込まれてました。
終始、暗闇の気配、息遣い、蠢く得体の知れない恐怖を感じながら読み進めました。その黒々と深い闇の遥か向こうに響き続ける怒濤が、読後も身体の芯で波頭を立てているようで、ざわざわとした余韻があります。美…続きを読む
父の死去により港町・平坂町に越して来た大原美邦。かつてこの町に住んでいた頃の記憶。それは、存在しない神社を訪れた光景だった。酷く靄に覆われた過去の記憶。もういるはずの無い妹の気配と、存在しないは…続きを読む
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