10円でゲスト出演する機会を手に入れたぞ!

というのは事実ではないのですが、この話にはホンワカとオマヌケとハラグロが詰まっていて、どこぞのディズニーアニメのように脳内思考が絡み合い、勢いあまって奇跡を起こす展開が見どころなのですが、主人公が不幸から永遠に逃れられない点で一線を画しております。

最終回、突如忍びよるラスボスからハッピーエンドという名のバッドエンドを宣告され「恋愛とはやはり幻想に過ぎない」、そんな認めたくない現実を読者に突きつけるところに作者様の描きたい世界を垣間見せられた気がしました(笑)。

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