赤いスケッチブック、全てはそこにある

誰も近づく事がない放課後の美術室。
そこで繰り広げられる、異質な光景。
しかし、証言は大切なところが根本的に食い違い、真実を覆い隠す……。

山さん「そうか! 分かったぞ、全てはあの赤いスケッチブックにある! ハセ、行くぞ!」
長谷川「あ、ちょっと待ってくださいよ、山さん。てか、ハセじゃなくて長谷川ですってば」

山さんと呼んだ男の後を、若い刑事長谷川が追いかける。
なお、山さんの本当の名前は不明。もしかしたら、名前のどこにも『山』なんて言葉は付いていないかもしれないが、それも今作では有り得るかもしれない。 

そう、つまりはこのレビューも含めて、読者は全てを疑って読むべき作品である。

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