天使の死の謎から始まる、「愛」とは何かを問う物語。

ハルマゲドンのあと、不老の人々と天使が共存する千年王国。
天使ノームが死ぬ現場を目撃したカヤは、
天使からも悪魔からも追われる立場になる。

悪魔に作られた、魂がなく心も半分しかないカエラ。
日記でセックス連呼してますが、何故かめちゃくちゃ可愛い。
愛には四種類ある。
エロスとアガペーは聞き覚えありますが、他は知りませんでした。

ハルマゲドンのあとの世界ってどうなるんだっけ?
と全く知らなかったので、興味深く読みました。
正直、第一章は世界観と登場人物を把握するのに精一杯で、
二話ずつ(カヤとカエラ)ちびちび読んでいたのですが。
第二章くらいから、だんだんやめられなくなってくるのですよ。

最後まで読むと、ほとんどの登場人物たちが、
登場時の第一印象とは違って見えます。
悪魔パイモンが可愛いってどういうことだ。
あ、カエラは最初から最後まで可愛い。
面白かったです。

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