わずか1万の兵が立てこもる城塞都市を50万の軍勢が取り囲む……スケールは大きいながらも、限定された舞台設定。その中に現れる様々な人物のひとりひとりに、雄大な歴史の流れに連なる太いバックボーンが…続きを読む
私は氷月あやのファンである。狭くないカクヨムの中で、我も、という方は多くいらっしゃると思うが、私もファンである。このレビューは、広いカクヨムの中にいらっしゃるだろう、「俺は違う」とおっしゃる方に…続きを読む
殺し合いです。以上。そう言うしかないです。が、それを見届けた人間たち、つまり読者には、思いが残ります。ネタバレしましょう。物語は、何も終わっていない。終わっていなからこそ、物語の…続きを読む
素人ながら、宋代と言えば三大発明を思い浮かべますが、戦乱のイメージがあまり強くない。そこへきて更に面白い事に、南宋への過程でもなく、金や宋の滅亡を描いているわけでもない。このどうしようもなく「…続きを読む
もっと見る