元気いっぱいハイカラお嬢さんと書生さんと帝都東京に百鬼夜行!

 明治三十年代、帝都東京は銀座を舞台に、跳ねっかえりでおてんばで正義感バリバリのハイカラお嬢様と、(きっと、困った顔をしているはずの)書生さんが、百鬼夜行の噂を追いかけます。
 魅せる文章力やセリフ回しの妙は言うまでもありませんが、舞台も文明開化まもない明治の世、そこへ妖怪騒ぎ―― 素晴らしいです。完ぺきな布陣です。萌える(燃える)こと間違いありません。

(他にも何か言いたいけど、ネタバレになるので言えない)

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