夢と現実のあいだに

家に引きこもっている少女が玄関先で見つけたのは無残な蝶の姿。

心の優しい少女は蝶を弔う。
すると黒縁に金緑色の羽を背中につけた青年が家にやってくるーー。

と、鶴の恩返しのような童話テイストでお話が進みます。

一緒に過ごした少しの時間が、すごく儚く、幻想的で、素敵でした。

少女の心に抱えるものが、少しでも晴れていたら良いなと思います。

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