文字通り「ゴーストライター」。それ以外の表現が見つからない!

 ゴーストライターをしなければならなくなった作家である主人公と、とあることで意図せず主人公と関わりのある幽霊、更には関西弁の編集やPVが増えないWEB小説投稿の高校生など多種多様な人物が登場する本作ですが、何より特記すべきなのは、色々とWEB小説について多視点的に語られていることです。読んでいて首肯する部分もあれば、そうなのかと驚きのあることも。このような視点でWEB小説とは成り立っているのだ、と改めて深く思いました。
 話の本筋もこれからどのように彼は小説を書いていくのか、色々と気になってきております。
 面白いです。

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