言葉って、大切に使わないと、可哀想だなと思う作品です。

私も趣味で執筆してますが、この作者さんを始め幾人かのエッセイを読んで、言葉遣いに拘らなくちゃ、と気を引き締めました。
この作者さんに関して、この路線は二作目です。別作「間違えやすい日本語表現」も是非一読下さい。本当に勉強になります。読み専の方でも、そうだと思います。日本人なら日本語を大事にしたい。
私は、先の見えた初老の男なんですが、これまでは仕事で使う範囲内で英語の勉強に勤しんでおりました。子会社に転じた今は英語との縁も切れ、投稿サイトを通じて日本語の再勉強と言う感じです。死ぬ前に、ちゃんと日本語を勉強する意欲を持てて幸せだなぁ、と自己満足してます。
とは言え、時代と共に言葉の使い方が変化すると、趣味ながら自作の表現を本来の意味で使うべきか、昨今の意味で使うべきか、迷って仕舞います。
でも、老いを重ねると頑迷になり、本来の使用方法に拘泥しちゃうんですよね。そうすると、いよいよ読まれなくなる。特にラノベ主体のカクヨムでは。だからと言って、他の投稿サイトに鞍替えする意欲の湧かない所が年寄りの証左ですよねぇ。