これは奇跡の通過儀礼

 思いの強さの分だけ危うくなるのはどんな関係でも同じ。その危うさに真っ向から挑んでいるのは作者さんならでは。そこのところも、作者さんならではの表現力で、いい感じに青春の甘酸っぱさに昇華されてます。
 どう受け止めるかは読んだ人それぞれかもしれない。
 だけど確かにこれは、さびしがりやな少年と少女の成長のストーリー。

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