概要
必死に「生きよう」としているひとたちへ。
<あらすじ>
高校生にしてホームレスとなった少女・朽木明日葉は、当たり屋をしながら暮らしていた。
ある日、当たり屋をしている途中で、ひとりのホームレスからその行為を止められる。
ホームレスの通り名は「ピアニスト」。
そして、明日葉は「ピアニスト」から大切なことを教えてもらう――
高校生にしてホームレスとなった少女・朽木明日葉は、当たり屋をしながら暮らしていた。
ある日、当たり屋をしている途中で、ひとりのホームレスからその行為を止められる。
ホームレスの通り名は「ピアニスト」。
そして、明日葉は「ピアニスト」から大切なことを教えてもらう――
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!とても優しいこころ
頼れる人がいなくて、たった一人で自分を守っていた少女。傷つかないように、必死に自分のこころを覆うヨロイを幾重にも重ねて、ぎりぎりの状態で生きていた少女に、同じホームレスの男性が、彼女に誰も教えてくれなかった、生きかた、を教えてくれた。
居場所がない、って本当に辛くて、でも助けを求める相手はいなくて、必死に強がって生きている主人公がいとしいです。
そして、そんな彼女を見守る優しい人も。
銀杏の描写もとても素敵です。銀杏の葉っぱを拾って私もしようと思いました。
作者様へ
「秋を題材にした物語、詩集」企画へ参加してくださりありがとうございます。
私にも、彼の奏でる音色が聞こえた気…続きを読む