「剣姫の頭脳」がモテモテの話

王宮魔法士の試験に落ちたアレンは、教授からハワード公爵家の息女ティナの家庭教師の職を勧められる。アレンはティナの家庭教師となるわけだが、家庭教師としての顔以外にも、腐れ縁であるリディヤとの「剣姫の頭脳」の関係も持つアレン。ともかくモテる。強くて有能なモテモテの主人公が堪能したいなら、この作品を読むと良いと思う。最新話まで読んで思うのは、家庭教師であるティナよりも、長年の相棒であるリディヤの方が存在感が大きいなという事である。リディヤが正妻ポジションであり、ティナ達は二番手以降の感が拭えない。ティナがヒロインとして活躍できるかは今後の展開次第である。そして、IFストーリーのアレンがそれぞれの公爵家などで育った場合の短編も面白い。アレンはどう転んでもリディヤ達と親しくなる運命と重要人物になる能力を持っているんだな。書籍版だけでなく、このWEB版も、今後も更新し続けてもらいたいと思う。

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