主人公と取巻く人達&遥か昔からつづく因果因縁とが交錯織りなすドタバタ劇

公女12の挿絵、てっきり現代ギリシアのアクロポリスのように緑なき焼け跡残る大地に破壊尽くされた建屋の残骸が建ち残るイメージでしたが、公開された挿絵では意外と建屋ー教会?議会?図書館?の建屋?ーの残骸に、周囲に栄える緑なす木々と新たに構築出現した”聖域””神域”の花々ー花園ー。
いささか想像していたイメージ、状況、情景と違ってて、主人公&公女殿下&そのお付きの方々、暴れ足りていないのは?と思う次第(苦笑)
たしか公女12では攻撃魔道具を備える敵対勢力ー聖教とそれに組みする勢力ーと水都各地、要所で市街戦を展開し、また、”水都”の中心地で”悪魔”やら”骨竜”が召喚され、これと交戦、撃退したうえに、”水竜”も出てくるのですよねぇ、もくろみでは。もうちょい戦場となった建屋、地区は荒廃破壊された情景を挿絵のなかで晒していてもいいような気がしますが・・・・。(大魔法、攻撃魔道具の威力ってこんなもの?かと期待外れか??と思わせる)
あと本作の中で描かれる数いる女性主人公の中での<火の大魔法>をその身に宿す公女が浄化され、その因果ー忌み子ーから解放されて、<火の大魔法>を開放、自由に顕現させることができるようになるわけだが、この<火の大魔法>が顕現した際の様態ー幼女姿やら幼獣すがたーがどう描かれるか、期待。なにせ美少女とは方向性が違う?数少ない癒しキャラ?ですしwww
今後本作の展開、進展により、さらに八大魔法を顕わすキャラが順次登場してくることになる?わけでスガ、その絵姿ー幼獣、幼女姿(?)ーをも期待してます。
・・・ふっと思うに、この作品の終いは?本作の男女の主人公が営む動物園?サハリパーク?。。。聖獣、大魔法がその因果因縁から解放させ、自由奔放、いきいき活動躍動する状態、世界になるのか?そんなイメージを抱かせる本作は筆者のもうひとつの作品ー~育成者ーのイメージがあるからなのか。そういうイメージを抱かせる本作は作品間の関連性連続性を持たせることに成功し、読み応え、ストーリ展開で読者を飽きさせないいい作品だと考える。

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