シテン

作者 大木 奈夢

82

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★★ Very Good!!

 とりあえず読んでみよう。そんな気持ちで読み始めた私はあっという間に謎の世界に迷い込んでいました。確かにこの作品は意味のある文章が並んでいて、小説の形をしている。だけれど何についての小説なのかが全くわからない。それが一回読んだ時の感想でした。
 でも、何か意味があるはずだと細部に注意して読んでもわからない。そうして何度も読んでいるうちに私は気付いたわけです。タイトルの意味に。
 この謎が解明した時の快感がこの短い小説の醍醐味なのだと思います。とても面白かったです。

Good!

シテンというキャラクターの独白とも言えるべき内容で綴られるこの作品。
一風変わった書き方が読者に、先を読んでみようと思わせること間違いありません。

〝短いし、もう少し読んでみよう〟

そう思ったが最後、きっと最後まで読んでいることでしょう。ええ、私がそうでした(笑)



そして、この作品のテーマともいうべき、ある言葉が作中に出てきます。

そう、この言葉を素直に受け止められるか否かで、良し悪しに気づけるのです!

さあ、騙されたと思って、ページを捲ってみて下さい……