荒野に響く講談 ―― 痛快活劇が幕開ける

80年代90年代テイストや各種パロディ・オマージュを散りばめながら
ちっちゃい天才美少女とおっきな快男児が悪党どもをギッタバッタとなぎ倒す!

パロディ・オマージュといっても作中の人物や小道具には煩くはないがキチンとした描写やカメラワークが意識されていて物語にちゃんとした厚みがあります。
結果、ヒーローがヒーローをして悪党がヒャッハーすることに安心して気持ち良くなれるエンタメ性が生まれていると私は感じました。

ジャスティナの銃撃シーンはスピーディで
二八郎の戦いは重さを感じるパワフルさがある。 

両名とも強者ですが、その強さはフレーバーこそあれど現実の延長線上にあり、彼らは確かに戦っているのです。便利なスキルやチートでバトルシーンを半自動的に進行させる作品とは違う汗や肌のヒリつく感じの戦いがここにあるっ!

惜しいのは短いことっ!!

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