風と小道の歌

風と小道の歌


はるか彼方を行く風が

私の髪を揺らしてゆく

はるか彼方へ行く風が

私の頬を掠めてゆく


蒼い山を越えて

銀色の草原を撫で

光流れる海をすべり

天を仰ぐ

天に帰る


あなたの行く道

それは遠く

星を数えて幾年も


あなたが追うほど

遠くなる

幻想の日を待ちわびる

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る