うすいでございまーす。
アメリカなんて行ったこともないのに、ふとした瞬間、鼻がアメリカの土煙を嗅いでいる。
まず作者の知識量に舌を巻く。自分は恥ずかしながらこの年代のアメリカに造詣が深くないのだが、リアルに作り込まれている。土台がしっかりしていれば、その上に築かれる物語への信頼感も高まり、リーダビリティ…続きを読む
なんといっても圧倒されるのは作品世界の背景です。SFとも異世界ファンタジーともつかない独自の雰囲気が醸し出されていて、一気に物語に引き込まれてしまいました。それらを描く筆致も、精密なものとなってい…続きを読む
アメリカの西部開拓時代…よりも1世紀ほど後の物語です。にもかかわらず西部劇をほうふつとさせてくれます。繊細で詩的な情景描写とダイナミックな魔導戦闘が個人的にお気に入りの部分で、ついつい先が気にな…続きを読む
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