書きかけの小説はどんな料理になる?

しゃべり方が可愛い猫のオーナーがいる料理店は、食材持参の不思議な料理店。
ゼンマイとネジを卵で包んでオムライスに、黄色い風船を甘いプリンに、それは食べ物じゃないでしょうというものを素敵な献立へと調理してくれます。

オムニバス形式のお話はどれも描写が丁寧で美味しそうなのですが、私のお気に入りは「異世界旅行のミルフィーユ」と「救世主さまはぐちゃぐちゃ」の二つです。この二つは主人公が共通していて、それが心地の良い読後感を与えてくれます。
特に「救世主さまはぐちゃぐちゃ」はタイトルの危ない感じに反してとても優しい味わいのお話で、すごくお腹がすきました…。

「幻想粗餐」もこちらも、どちらもとても面白かったです!

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