おもちかえりエルフ~デジタル忍者 24時~

作者 叶良辰

84

29人が評価しました

★で称える

レビューを書く

★★★ Excellent!!!

ネットワークのサーバー室がファンタジー世界と繋がってしまい、管理するために各階層でモンスターと戦わないといけない、という独特な世界観です。

主人公は飄々とした性格の忍者で、仕事をこなしている途中でエルフの少女をひろうことになるところから物語が始まります。

物語そのものは軽妙な文体で読みやすく、戦闘描写もありますが、ヒロインとのラブコメをメインで楽しむ作品です。

話のテンポも良く、正義感溢れる熱血漢というわけでもなくそれでいて悪党でもないバランスの良い主人公も魅力です。

★★ Very Good!!

 コンピューターの専門家でもないしネットゲームの類にも無知な私だが、軽妙な筆使いで描かれる変態には感銘を受けた。
 特に、作者が自他共に認められる変態だからか変態な場面は特に盛り上がった。
 忍者たるもの性癖は忍ばねばならないはずだが、変態は死なねば治らない。自分の部屋にまで連れ込んで結局なにもしないのだから変態が行き着き過ぎてねじれてしまったのだろう。
 詳細本作。

★★★ Excellent!!!

 この物語を一言で表すなら、それは「不潔!」ということ。
 幼気なエルフを持ち帰り、あんなことやこんなことを……
 嘘で~す♬ しませ…… いや、待って下さい。「あれは」そういこと……
 どうなのでしょうね~ ネタバレになるので内緒です~

 この物語は剣と魔法のファンタジー世界と、ネットワークなど電子の世界が混じり合っている。
 そんな不思議な世界で繰り広げられる、ニンジャ(♂)と異世界エルフ(♀)とのラブコメディなのです。
 エルフの娘は、自分の世界を救うために、ニンジャがいる世界の「あるもの」が必要となります。
 そして、その「あるもの」はニンジャにとって、苦い過去を思い出させるものだったのです。
 二人は、それを巡り、協力し合い、やがて「おもちかえり」するのです。
 その結果に待つものは、何故かデリヘル嬢からの連絡……
 いったい、どういうことなのかは、私からはお話出来ません。
 だって~ 不潔なのですもの~ 男はみんなエッチね!
 面白かったです♬

★★★ Excellent!!!

データセンターを守る社畜(忍者)が、ひょんなことから、エルフをお持ち帰りするお話なのですが……。

二万文字という字数の中に、いろんな要素が織り込まれています。

異世界転移、ファンタジー、ラブコメ。そして、お気楽に読んでいたら感動まで味わえてしまう……。

短編のお手本のようなお話でした。
個人的には、続編が読みたいのですが……。
それも、良い作品の証ですよね。

しかし小太郎。いつまで「NOタッチ!」を貫けるのか……(笑)

★★★ Excellent!!!

忍者の仕事って、こんなに幅が広いものだったのか――。

デジタル忍者、凄いです。
強く賢く逞しく。って何かの標語のようでもありますが、本当にその通りなのでありますっ
状況を冷静に分析の上対処するその姿に、「この忍者……できる!」と思わずにはいられません。

エルフがまた可愛いことこの上なく、また会話もとても面白過ぎて楽し過ぎて、となっているところへ怒涛の展開が。

え?えーっそうだったの!と新たな驚きと感動に迎えられ、読了してしまったことがもったいなく感じました。
とても楽しかったです!


なので、主人公の趣味には黙って目をつぶりたいと思っています。←いや言っちゃってるし!

素敵な作品をありがとうございましたー!


★★★ Excellent!!!

まず、このタイトルに心を鷲掴みされました。
作者様のエッセイ「駄作記念日」にチラっと出てきた単語なのですが、一体何が起きるのか。もしくは起きたのか。おもちかえりの意味とは、どう受け止めればいいのか。しかもエルフです。この凄まじい混沌とした妄想を駆り立てるタイトルが頭から離れず、作品を読んでいる最中も脳内の片隅に意識してしまう。恐ろしい破壊力のあるタイトルです。

そして、何よりも言葉に出した時の発音がクセになります。
「おもちかえりエルフ」
サラリと流れるように、とんでもない発言をしたのでは?という罪悪感といいますか……羞恥心といいますか。一見何を言っているのか理解できない不思議な魅力溢れるタイトル。

して、中身の方はと言いますと……。
忍者がサーバーを管理している物語です。

え? お前は何を言っているのか?
ですからタイトルに偽りなしの作品でございます。

デジタル忍者なのです。

作風はシリアスな展開もありますが、コミカルテイストで独自の世界観を描いています。異世界ファンタジーに馴染みがなくても笑いとともにスっと読めてしまうのは、作者様の技量なのでしょう。奇抜な展開にアッと言う間に読み終えてしまうと思います。

エルフを持ち帰る瞬間を読んでみたいと思いませんか?
どうぞ、一読してみて下さい。

★★★ Excellent!!!

独創的な世界観、ぐいぐい引っ張られる気の抜けない展開、そしてドタバタラブコメ要素!
御作者様の作品はいつも予想外なセベラルジャンルで攻めてきますが、今回も圧巻!
いやあ、面白かった!

登場人物たちの過去が明らかになるにつれ膨らむ世界が、非常に印象的でした……。
個人的には職業がらみの専門的な話もスパイスとして魅力的でしたがw

某キャラとの邂逅。そして再びの別れ。
これを経て、小太郎が真の『忍(意味深)』へと変貌を遂げてしまう未来が容易に想像つきますねw

余談ですが、24365保守は気の休まる時間がありませぬ(´・ω・`)

★★★ Excellent!!!

 「駄作記念日」で触れられていた「お持ち帰りエルフ」。実在したみたいです。

 データセンターを守る善でも悪でもない忍者がお持ち帰りしたエルフの正体は如何に?

 軽妙なギャグで展開される前半から一転しての、というか無理やり繋いだのか、異世界冒険。

 二転三転するストーリーに振り回されました。やはり忍者は耐え忍ぶものなのですねえ。

★★★ Excellent!!!

コメディーをベースにした軽快な語り口、独特のコメディーセンス!
これだけでもすごいのですが、怒涛の展開を軽快に読ませます。
短い中にもしっかりと描かれたキャラクターの奥深さ、ミステリーを絡めた読み応えのある展開、でもやっぱり読んで楽しい!
そんなアレコレを目いっぱいに詰め込んだ楽しい短編です。
あらすじ?そんなものは必要ありません。
最初のページを開いた瞬間から始まるジェットコースター。
ぜひぜひ読んでみてください。

★★★ Excellent!!!

一話目からアクロバティックな設定に驚かされるドタバタコメディ&バトルもあるよ! なサービス精神(いろんな意味で)豊富な作品です。

主人公強い。
でもでも、それを振り回すヒロインたちも強い(いろんな意味で)

謎な設定データセンターですが、世界の繋がりやその意味など、しっかりと筋を通していて。
そしてコメディだけでは終わらせない展開に驚きです。

こんなとんでも設定コントロールできるの!?
と思ったら(いろんな意味で)アクロバティックに決めていただけます。
主人公の趣味は是非履歴書に書きましょう。
あ、でもその後「ご趣味」は続けられているのだろうか……。

度肝を抜かれる舞台設定に是非飛び込んでみてください!

★★★ Excellent!!!

日帰りファンタジーコンテスト参加作品ということで、拝読いたしました。
スピーディに流れる文章がピッタリのアクションファンタジーで、オープニングから引き込まれます。
小太郎とミオの掛け合いは、思わず笑ってしまいます。
短編ながら、アッと驚く伏線や構成は見事です。
デジタル忍者、なんだかカッコ良いです。
キラリと光る今作、お薦めいたします。

★★★ Excellent!!!

……とタイトルの時点で疑問がわきますが、第1話読むとわかります。
異世界につながっていてモンスターが湧き出すデータセンターで24時間365日体制でサーバーのトラブル管理を行っている忍者なんですね……という時点でもう何かがおかしい世界設定(笑)。
しかも、この忍者、属性が「中立」だから「善」や「悪」だと入れない階にも行けるので重宝されてる……って『ウィ●ードリィ』かい!(笑)

そんな「デジタル忍者」小太郎が、異世界からまぎれこんだエルフのロリ娘ミオを「うっかり」拾って帰ってしまい、家についたら馴染みのデリヘル嬢(合法ロリ)エリがやってきてさあ大変!(笑)

……ってコメディかと思ってたら、意外や意外、データセンターの秘密だの、ロリエルフの世界の実態だの、急激にシリアス化する世界。そして意外に(←失礼!)カッコいい小太郎の大活躍!

特にクライマックスは必見です! ぜひお読みください!!

★★★ Excellent!!!

元々は作者に定評のあるSF要素をはじめ、アナログ(忍者)、情報ネット(デジタル)、異世界、現代社会という食材を一つの鍋にぶっ込んだ意欲作。


テンプレートな作品に飽きた読者さんにはもってこいで、読んでいてワクワクさせられることは間違いありません。

ただ気を付けなければならないのは、この作者さん……作中で必ずネタに走らなければ我慢できないという病……げふんげふん、特殊な個性をお持ちの様で、今回も例外なくちょいちょいエレクトリックな部分が垣間見えます。

そして、短編という拘束により2万字という小さな鍋にはキチンと食材が納まりきらなかったという惜しさはありますが、それは長編という大鍋へ移し替えるしかない!!という期待に胸の高鳴りが止まりません。

恐らく読まれた方は練り込まれた設定に対し、2万字というボリュームの少なさへ、もっと読みたいという渇望に苛まれることに違い無いでしょう。

最後になりますが、作品のラスト一節へこの言葉を贈らせて頂きたいと思います。

_ト ̄|○ <へんたいよくできました

★★★ Excellent!!!

主人公が忍者!
とは言っても、手裏剣をシュシュシュっと飛ばしたりはしません。
彼のお仕事はDC(データセンター)のメンテナンス。
ただのDCではありません。
神龍が守るそこは異世界の影響を受けていて、モンスターも出てくるし、進入するにも条件があります。
主人公の小太郎は、お仕事に関しては非の打ち所がないように見えます。
強くて優秀でカッコいい。
だけど、女の子に懐かれた途端のグダグダっ振りったら(笑)
それでもお仕事は完璧にこなす。素敵。

割とシリアスなお話だと思います。
だけど要所要所に笑いを鏤めさくさくっと読ませてくれるところは、この作者さまならでは。

異世界ものでお馴染みの冒険譚とは少し違います。
歴史ものでお馴染みの忍者のお話でもありません。
だけど、だから、とっても面白い。
オススメです。

★★★ Excellent!!!

忍者なのに、魅力的なヒロイン二人にふりまわされる小太郎が、斬新でおもしろいです。

タイトルから、現在8話目までの展開が想像もつかなくて、バトルシーンも迫力があります。その、バトルの最中に、きちんと笑いの要素がこめられていて、メリハリがきいてます。

★★★ Excellent!!!

 この作者様ならでは、としか言いようがない。忍者と言ったら歴史的異世界を想像するが、この作品は違う。データやセキュリティといったSF的な世界観に、ファンタジックな異世界が上手い具合に共存している。生真面目な主人公と謎の少女の出会いなど、異世界のオーソドックスなボーイミーツガールを織り交ぜつつ、独特の世界が展開する。アクションもこの作品の見どころで、主人公の身体能力はまさに忍者並である。序盤で縛りが提示されていることから、大げさなハイアクションは無いのだろうが、それでも主人公のアクションは素晴らしい。
 ただの異世界に慣れてしまった方は、是非この作品を御一読ください。