夢潜入師　時渡申彦　～ソノ夢、頂戴致シ〼～

『世界観』
このなんとも言えない妙で不思議な世界観にとても引き込まれます。
これは神様？幽霊？取り憑かれたものは…
"夢渡"を通して申彦と健悟が夢の世界で戦うということもとても読んでてその世界に入り込んでしまいます。何度かでてくる"現か夢か" という言葉もとても印象に残り引っかかります。
まるで私もこの小説に取り憑かれたかのように読む目が止まりませんでした。

また今後、この夢がどのようになっていくのか、現実にどう関わってくるのかがとても気になります。
そして申彦と健悟の2人がどのようにしてこの物語を進めていくのかワクワクが止まりません!!

登場人物がこの小説の世界の1人の住民だけど こ…続きを読む

物語に惹き込まれます。
細かな描写、そしてキャラクターがより物語の中まで惹きこんでくれる作品です。情景を鮮明に思い浮かべながら物語が読め、次から次へと読んでいきたくなります。

また、主軸となる夢渡のことだけではなくキャラクターの人間性や関係性も今後どうなっていくのか、どのように動いていきどのように物語に影響していくのか楽しみです。
特に主人公である申彦と守護者の健悟の関係性は主従でもなく友人でもなくその二人が今後どのように活躍していくのか期待が持てます！