その爽快感はメロンソーダに似ていた。

ある夏の一幕。
親友の二人が、いつものように駄弁っている。
だがその何でもない繰り返される日常が幸せなのだ。
それを口にしなくてもお互いがそれを共有している。
甘ったるい味だけじゃない。
そこには爽やかな風を感じさせてくれる。
二人が連れてきた爽快感はメロンソーダに似ていた。