中華風世界の後宮を舞台とした、優れた長編を書いておられる作者ですが、短編も素晴らしいのでご紹介します。一般に、短編は、多くの人間関係を盛り込むべきではないと言われがちですが、この話は見事にその例…続きを読む
ひとりの女官が、かつて古い時代に池に沈んだ宦官の情念(怨念!?)に振り回されるお話です。というと、ホラーかもしくはラブコメか、と誤解されてしまうかもしれませんが、ラブロマンスです。どこか無邪気で…続きを読む
三国志や水滸伝などで、メインストーリーとは別の挿話が描かれていることがしばしばある。この作品はそのような挿話のようで、この作品が組み込まれた作品を読んでみたい気持ちにさせられる。それは作品世界…続きを読む
ホラーのようであり、時代物のようであり、それでいて純愛ものでもある。この短さですっぱりとまとめた作者の力量に脱帽。
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