海の果て

水天一碧の向こうには

世界の果てへ流れる

それはそれは大きな滝があるという


来る日

明くる日

去りゆく日


只管船を漕いで先に進んでも

滝は見つからない

それでもいつか

必ずこの目で見るんだ

果ての滝を


僕の船は

紺碧の中に落ちていった


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