流星

神様が溢した金平糖が紺碧の空を彩る


拾い切れなかったいくつかが

ころりころころ 転がって

ぽとぽとぽとり 狭間に落ちて


それを追いかける神様の御使いが

白く細い弧になって現れる


それを僕らは《流れ星》と呼ぶんだ

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

創作詩集「吟詠」 朱鳥 蒼樹 @Soju_Akamitori

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ

同じコレクションの次の小説