誘惑ヘノ応

甘い香りが鼻をくすぐる

思考が蕩けるほどに甘美な

深く重い罪の味を貪る

僕の喰らった薔薇は

狂ってしまいそうなぐらい甘かった


宿命を捨てても

運命を受け入れられない

定められた自由の中では

僕はもう生きられなかった


支配された自由から逃げたいから

貴方の手を取って生きることを決める


変われるかな

今度こそ自由になりたい

ねぇ、連れていって

貴方の生きる終わりなき生の道へ……


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