残暑にバテた貴方へ

残暑の中、1日分の汗にまみれて帰りの電車に揺られるという日常の憂鬱。その中にこそ本当の恐怖は住まうのかも知れない。そう感じさせる、良い文章です。
惜しい点は地下鉄に乗っている他の人間の描写にもう少し凝って欲しかった。朝の満員電車の憂鬱とは違う憂鬱さがあるはず。座席に座っている人はまばらなのか、何人くらいなのか。

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