君のその小さな小さな手が、僕の背中を押してくれた。
- ★★★ Excellent!!!
目の前に、突然三十階建てビルの大きさの巨人が現れて暴れ回ったらどうします?
巨人にしてみれば針よりも小さな剣を振り回したくらいでは到底歯が立ちませんよね?
コロポックルの異世界で、そんな無双の巨人になってしまったのが、本作の主人公かなめ君です。
彼にかかれば、魔王討伐だって実にイージー。
けれども、そんな彼でも異世界で難しい問題に直面します。
たとえ好きな女の子と心が通いあったとしても、肩を寄せ合うことすらできないんです。
なぜなら、相手は小指のさきほどの大きさしかない女の子だから──。
小さな彼女が現実世界で彼にとっての大きな一歩を踏み出させてくれた。
けれどもそんな小さな彼女と恋をすることは叶わないのか。
かなめの出した結論とは。
行動的なお姫さまカルロッテはどう動くのか。
ガリバー君とコロポックル姫の楽しくてほっこりするラブコメです(*^_^*)