(いまここ)一癖あるおっさんを書きたい(ここから時系列無視)

 椅子に、丸っこい体型の男が座っていた。

 目の周りにはくま。まるでタヌキだ。


 オイラは聞いた。

「おめえ、ここのボスだな?」


「ブハー!」

 狸男は、大きく息を吐いた。明らかに酒のにおいだ。そして、とっくりから透明な液体をお猪口に注ぎ、飲み、そして口を開いた。


「ガキんちょが何の用だ?」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

オレゴンキューブ にぽっくめいきんぐ @nipockmaking

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ