二足の草鞋を履く新進気鋭の女子高生女優

途中までしか読んでいないので下手なことは言えませんが、とても素敵な作品でしたのでレビューを書かせていただきます。

芸能界という世界、人気の若手女優という看板を背負う結衣の日常や仕事の様子が、過多もなく不足もなく適切な量の描写で自然と活字の世界に入って行く様な、読み易く、尚且つ奥深い作品でした。

登場人物が多く、そのほとんどが女性の為、その人の性格や話し方などを書き分けるのは難しいと思いますが、よく描かれていたと思います。

学校に通い始めるまでが少し長いので、タイトルとあらすじ、冒頭だけを読むと読後感が悪いです。気長にゆっくり読み進めて行くと味が出る作品だと思いました。

物語の結末がまだ予測出来ず、かなりの長編になりそうですが、続きを楽しみにしながら読みたいと思います。