あとがき
まずはじめに感謝の言葉を。
完結に至るまでに想定以上の長い時間がかかってしまいましたが、それでも、リアルタイムで作品を追いかけて下さった方々、本当に本当に、ありがとうございます。
このお話というのは7月頃に開催されていた自主企画「もふもふ、ぺたぺた小説集まれ!」に参加させる為に書き出したものだったんですよね。
「蜘蛛の脚ってふわふわ毛ばだっているよな~。ああ、おじさんの頭って触ると蛇の鱗みたいにペタペタしてるよね。なら合体させれば良いんじゃない?」
なんてふざけた発想から生まれ、いわば出オチが全てだったこの作品。
それなのに完結は10月末。なんと三ヶ月近くかかってしまいました。
クルミやカササカさんというキャラに愛着が生まれ、ただの出オチで終わらしたくないという想いから、「少女と大人の危険な関係性」であるとか「思春期と親」といったテーマを盛り込んでいったんですが、どうにも筆が鈍ってしまいこんなに時間がかかってしまいました。
結局、ジャンルもホラーとはいえないものになってしまったかもしれません。
しかしながら、少女の心情を描写する事や(独特ではあったのですが)すっきりと説明できない思春期のモヤモヤとした感情を表現するというのは、とても良い経験となりました。
クルミという女の子の、フラフラと揺れ動く心情を少しでも感じ取って頂けたならば、それに勝る喜びはありません。
改めて、最後までお読み頂き本当にありがとうございました。
人頭蜘蛛のカササカさん 甲乙 丙 @kouotuhei
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