特攻野郎イベリア軍

ポエニ戦役で鳴らしたオレ達バルカ一門は、 冷や飯を食わされヒスパニアに押し込められた。しかし、イベリアでくすぶってるようなオレ達じゃあない。ローマを倒すためなら何でもやってのける命知らず。 不可能を可能にし、巨大なローマを粉砕する、オレ達、特攻野郎イベリア軍!

「オレはリーダー、ハンニバル。 奇襲戦法と包囲戦術の名人。オレのような天才策略家でなけりゃ、 百戦錬磨の強者(つわもの)どものリーダーはつとまらん」

「オレはオケイオン。自慢のルックスに、女はみんなイチコロさ。
ハッタリかまして、海賊から重装歩兵まで、なんでもぶっ倒してみせるぜ」

「私はテウタ。チームの紅一点。海戦は美貌と度胸の良さで、お手のもの」

「よぉおまちどう! 俺様こそガビア、商人としての腕と策略は天下一品! 奇人? 変人? だからナニ?!」

「アルキメデス、発明の天才だ。ヒエロン王でもブン殴ってみせらあ。でも、図形を壊すのだけはカンベンな」

「オレ達は、世界最強のローマにあえて挑戦する、頼りになる神出鬼没の! 特攻野郎イベリア軍!!」

「ローマと戦いたい時は、いつでも言ってくれ!」

……と、こういうお話ではありません(笑)。
シリアスかつ重厚にハンニバルのローマへの再挑戦を描いていますので、歴史好きなら、ぜひご覧ください。

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