読了後にも話が二転三転する怪作

オカルト部りえりー、部長黒田が不思議な幼児わたる君と異世界探検する、それだけなら良くあるボーイミツガール。
驚くのは物語の節々にある”黒い穴”の存在
”黒い穴”と共に、狂言回しの鳥クスターが妙な事を嘴る。
その言葉は何故か頭に残り、読了後”黒い点”と現実が繋がり、途端に話が逆転する。
例えば駅の改札、例えば道の信号機
「ああ! そういう意味か!」
”黒い穴”は物語と現実を繋ぐ、異世界へのワームホールなのかも

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