飲んだ帰りに玄関先で出会う幼子。聞き出せたのは「わたる」の一語。少年の黒い瞳の奥に広がる世界に気づいた次の瞬間、二人は天翔ける巨鳥の双翼に乗り美しく広大な大地を見下ろしていた。幾度も訪れるわたるの瞳界の謎と、徐々に明らかになる二人の使命にわくわくし、結末の大きな感動へノンストップで導かれた。また、演劇部時代の先輩りえりーと会社の先輩くろなのコロコロと主導権が替わるやりとりも非常に軽快で楽しかった。
手に取るか悩んでいる人は、どうか1ページ目だけでも開いてみてほしい。もう、この作品から目が離せなくなる──…。舞台となるのは主人公達の住む異世界「ガスキートリ」。主人公のりえりーは出勤中(彼女はこ…続きを読む
りえりーは上司の黒田穴太郎と交際していた。このまま行けば結婚!幸せな生活がまっている…!といつも胸を高ぶらせていた。が、いきなり現れた穴にりえりーが落下してしまう。そこには成人の超イケメン紳士の姿と…続きを読む
主人公が異世界で体験することをつづったハートフルストーリーであるように見えるが、序章からちらりと見える不協和音が中盤から本領を発揮する。 黒い穴の謎を追えば追うほど恐怖に満たされる。しかし、主人…続きを読む
【ネタバレ、長文注意】この話は、異世界ものだがこれまでのハーレムや超能力などの要素はなく、愛がテーマである。最初は基本的に日常パートが続く。主人公であり働きながら子育てもするりえりーとその息子…続きを読む
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