王道。しかし、非凡。

手に取るか悩んでいる人は、どうか1ページ目だけでも開いてみてほしい。もう、この作品から目が離せなくなる──…。
舞台となるのは主人公達の住む異世界「ガスキートリ」。主人公のりえりーは出勤中(彼女はこちらの世界で言うペットショップで働いている)、綺麗な色の鳥を見つける。それはまあオカメインコなのだが、もちろんガスキートリには存在しない。りえりーは夢中になってインコを追いかけ、完全足元不注意。穴に落っこちてしまう。そして彼女は人間界のマンホールから、あちらとこちらを行き来出来るようになるのである。
彼女を人間界に導いた毒舌オカメインコ「わたる」(2歳)。人間界でのりえりーの働き口、怪しいペットショップ店長の「黒田」。
なぜりえりーは人間界へ来たのか。ガスキートリに迫る危険、黒田の思惑、りえりーの願いが交錯する異世界ファンタジー!
は、と気づく頃には読了している事をお約束しよう。

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