忘れかけてた異世界

「黒田穴太郎?黒穴だ!」
天才児わたるの一言から始まる。わたるは穴という穴に惹かれるのだ。
わたるの世話を頼まれた黒穴(わたる曰く、上司)とりなりーは、わたるの(異)世界に引き込まれてしまう。わたるを巡る二人の三角関係に、気づけば読者も巻き込まれる。
終盤、わたるはある鳥を見つける。それはりなりーが昔見たことがある鳥だった。そして、結末はまるで魔法のよう。
黒い穴、それはタイムマシンへの扉かもしれません。

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