シメが巧い。あ、二重の意味でね☆

 この作者様は、多くを語らずして読者に分かりやすく伝える能力をお持ちです。雰囲気を書ける作者様は多いけれど、最後のシメがこんなに巧い物は珍しいのではないでしょうか? この「お茶漬け企画」の作品は何作か拝読していて、プロットが同じで作者が違うと無数の星のような作品群になるのだと感動してきました。この作品もその星の一つです。今は温かいお茶漬けが良いかもしれませんが、また暖かくなったら冷やし茶漬けも食べたくなりますね。