読んでも読んでも色褪せません

ちょっぴり意地悪なとかげくんと、とびきり可愛い小鳥ちゃん。幼馴染みであるふたりの関係性は、友達以上恋人未満だなんていうありふれた言葉では語れません。
磨き上げられた感性で全面コーティングされたような筆致で紡ぎ出される、ここにしかない物語。そしてとかげくんと小鳥ちゃん、ふたりだけの特別な世界なのです。

キュートな題名に惹かれ、幼馴染みモノ好きー!という軽い気持ちで読んだのですが、良い意味で裏切られました。それはもう、完膚なきまでに。
すごく良いものを読んだ!これはレビューを書かずにはいられないっ!と鼻息が荒くなるものの、なかなか言葉が出てきません。
読み返してみても、やっぱり良い!とても好きっ!という気持ちが五臓六腑に染みるばかりで、この圧倒的な余韻の前では私の言葉なぞ無力なのです。

誰か私の代わりに素敵なレビューを書いてください!!