一億年と二千年前辺りから愛してそうですな
- ★★★ Excellent!!!
七夕を前に、どこかの勇気ある(おそらく)女子が、織姫さまにインタビューした記事である。
昨今の世情に合わせた織姫スタイルだが、印象としてはアラサー。
キャピキャピした恋ではない。
アラサー女子は作者の得意コース。
七夕の願いを胸に、正座して読むように。
あらすじの注意書きには、このようにある。
※「彼女」の名誉のために申し上げますが、この物語はフィクションです。
これは、「友達の友達のことなんだけどね」とか、「アタシじゃないんだけどさあ」で始まるアレではないだろうか。
まさかとは思うが、作者がデレた……という可能性も捨てきれないのではないだろうか。
さあ、そういった気持ちで、もう一度読んでみよう。
作者がデレた……あの作者が?
ほら、ニヤけてますよ!
というように、二度美味しい作品である。