新しい風が吹いた

戦場で交差する二つの想い。
魔法に、剣に、その想いは乗り、お互いの距離を詰めていく。

15コンにまさかのバトル物が来た。
と、思いながら読ませていただきました。

序章から、何となく臭わせていた謎が、終章では、ああなるほど、そういう事か、と落ち着き、それでも尚、2人の輝きは失われませんでした。

異色といえば異色ですが、これはとても良い異色物だ。

ある意味、コンテストに対する挑戦的な作品で、誰もが目を逸らし、敢えて書こうとしなかった境地に立つ物だろうと感じました。

新しい風が吹いています。

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