読む前にタイトルの意味はわかってしまいますが、読後に涙が出そうになりました。最近泣いてない、という人に特におすすめしたいです。
どれだけ愛しているのかを詰めて、詰めて、詰めて、詰め込んだお手紙。彼から天国の妻に送るメッセージですが、彼らの全てを横で見てきたような気持ちにさせられました。この字数制限でここまでズシッと心に…続きを読む
一言紹介にもあるように、この小説はその全てが亡き妻への恋文と捉えることができます。おじいちゃんになった今でも、尚、妻に変わらぬ愛情を抱き続けている主人公がとても素敵です。 穿った見方をすれば…続きを読む
穏やかな人柄と、まるで読者へ話しかけるかのごとく徹底的に寄り添った男性の一人称が、非常に心地よいです。昨今、一人称とは名ばかりの平易な変哲のない文章が多い中、きちんとキャラクターの個性を押し出し…続きを読む
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