夫が妻へ送る手紙のように物語が紡がれています。読み手にじんわりと沁みる話口調がまた感動を引き寄せました。兎に角、悲しい物語と思います。救われぬ作風としての完成度は高く、冒頭から静かな悲しさが漂…続きを読む
うおぅ。涙腺がいかん。勝手に涙が出てくるの止められない。桜って、誰にでも思い出の1ページに成り得るすごい引力を持っている。あんなのやさしい花なのに。だから。かすみさんは、しあわせだったろう…続きを読む
先立たれた妻へ認めた恋文。実は、書いた夫も『二十歳』の頃に書いて、そっとどこかに眠らせておいたのではないかと思うような優しい感じの文面に、癒しと魅力を感じました。こういう恋文。自分も書いてみたい☆
愛が深ければ深いほど失った時の悲しみは大きい。失う事を恐れて愛するのをためらいますか?いいえ、やっぱり人は愛さずにいられない生き物なのです。たとえいなくなっても、愛は育つのだと……。そ…続きを読む
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