異色のエバ

この作品は最近王道となった異世界転生物などではなく、旧約聖書の登場人物の名が出てくる魔女を題材とした物語で、海外の物語を彷彿させるような純粋なファンタジー作品です。
地の文章や表現も非常に丁寧で読みやすく、まだ始まったばかりではあるものの、ついつい先の展開が待ち遠しくなるような魅力的なストーリーに惹きこまれました。
また、今後の展開に設定や伏線が既に出てきているように私には感じられました。きっと完結した際に改めて読み直すと「ああ、こういうことだったのか」と思えるようなそんな物語になるような、そんな期待を持たせてくれる物語です。
異世界転生・転移ものばかりでファンタジーに食傷気味になっている方…続きを読む

文章を読んで浮かんでくるのは、視覚だけではありませんでした。
嗅覚、聴覚、触覚までもが、文章を読んで、情緒豊かに伝わってきます。
また、すごく読みやすい。
気付いたときには、実際に物語の場に存在しているかのように感じました。
物語においても、先の展開が楽しみに感じられるよう、上手に構成されていました。
この先のストーリーが楽しみでなりません。