100年という一瞬

疾走感のある第一話、二人の過去に言及した第二話。そして前二編の解決編となる第三話、そして結末と、決して長くない文章量ながら優れた構成の作品だと感じました。こういうSF短編、大好きです。

物語の縦軸をつむぐコールドスリープ、ラーメン、スターゲイザーを中心に幼い頃から変わらない二人の(恋愛)関係がスライドしていく。その関係は幾星霜を超えて続いていく。ロマンチックな結末も見所です。

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