ケンタウリまであと100年

作者 山吹

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★★★ Excellent!!!

今日の昼にラーメンを食べました。

作ってくれる人がいるというのはありがたいことだなぁとこの話を読んで思いました。

どれだけ文明が進んでも、人との対話は終らないんでしょうね。

喜んでいいのか、悲しんでいいのかわからないけれど。

★★ Very Good!!

疾走感のある第一話、二人の過去に言及した第二話。そして前二編の解決編となる第三話、そして結末と、決して長くない文章量ながら優れた構成の作品だと感じました。こういうSF短編、大好きです。

物語の縦軸をつむぐコールドスリープ、ラーメン、スターゲイザーを中心に幼い頃から変わらない二人の(恋愛)関係がスライドしていく。その関係は幾星霜を超えて続いていく。ロマンチックな結末も見所です。

Good!

 まずは、「ひとり1つの最高傑作」企画への参加ありがとうございます。

 さて、麺とSFというと真っ先に思いついたのがかの有名SF映画「ブレードランナー」(原作:アンドロイドは電気羊の夢を見るか?)でした。冒頭で主人公がうどんを食べるシーンがあって。私がフィリップ・K・ディック好きだというのもありますが。
 この小説は恋愛ものですから、もちろんブレードランナーのような退廃的な世紀末感などない、むしろ現代に程近いような印象を受ける場面が多々ありました。
 特に主人公がラーメン屋の娘というのは初めての経験で、かえってコールドスリープの異質さ、100年の年月の長さが強調されており、意外性に富んだお話でした。
 恋愛ものではありながら、だらだらいちゃいちゃするのではない、爽やかさすら感じるような元気な感じが素敵でした。また、ニュース音声を入れることで、構成が分かりやすくなっているのも好印象でした。

 実は私は恋愛ものではバッドエンドかデッドエンドが好きなタイプなのですが、たまにはこういうハッピーエンドもいいな、と感じさせていただきました。
 ありがとうございました。

 ところで恋愛SFといえば新海誠監督の「ほしのこえ」がおすすめです。ぜひ一度ご覧になってみては。

★★★ Excellent!!!

短編ながら往年の某長編SF小説のような読後感。
待っているだけでなく、自分の足で駆けていくヒロインがとても好ましいです。ラストの機会音声アナウンスがこの世界にぐっと奥行きを与えているのも素敵です。

★★★ Excellent!!!

SFの壮大さと、恋物語ならではの個人的心象風景が見事に調和していて、
とてもロマンティックで素敵なお話でした!
そして、まるで映像を見ているかのような臨場感あふれる描写が魅力的です。
ヒロイン・いばらちゃんと一緒に駆け抜けるかのように、一気に読んでしまいました!

短いお話の中ですが、幼馴染の二人の“100年”がギュッと詰め込まれていて、読後、すごく満たされた気持ちになります。

しかし記者会見場に顔面流血しながらラーメンを出前してしまうなんて、
いばらちゃんもけっこう周り見えてないよっ!笑
まさに、恋は盲目ですね。
ああっ。ほっこりしました……!

★★★ Excellent!!!

THE・青春。
THE・SF。
 
本当は一度読んでいて、レビューをしたと思っていました。
レビューしていないことに気づいてもう一度読んで、レビューを書くこうとおもったのですが……。
一度読んでいるはずなのに、結末を知っているはずなのに、読んでいく程にグッと心が熱くなります。
いばらちゃんの疾走感とか、賢太くんののんびりした感じとか、短い文章なのに無駄がないので脳内再生が簡単にできます。
読み返して「面白いな……」って思えるお話でした。


★★★ Excellent!!!

賢人くんの行動は突拍子もないものですが、幼い頃の小さな約束を果たそうとする、まったく一途で純粋な気持ちからそうしたことを思うと、切なくいとおしく感じられました。
結末も余韻を残しながら綺麗に完結されていて、読んだ後に何ともうれしい気持ちになります。賢人くんといばらちゃんの気持ちがこちらにも伝染したような。
とても素敵なお話でした。

★★★ Excellent!!!

宇宙飛行士の彼とラーメン屋の彼女が結ぶ100年の恋物語です。

こういってしまうと話が壮大過ぎて、短編で書くことができるのかと思うのですが、それぞれのシーンで読みたい部分が凝縮されており、非常に読みやすく、かつ物語を味わうことができました。

 宇宙飛行士の会見にラーメンの出前を届けてしまうなど、奇想天外な行動もありますが、それをひっくり返してしまうほど、心を掴まれました。

また再び別の作品でお会いしたいです。

是非、ご一読を!

★★★ Excellent!!!

とても美しい絵本のようなお話でした。
賢人くんのおっとりした雰囲気がとても素敵。そのままゆっくりと恋を育んで(いやゆっくりにも程がありますけどもw)、やっと言えたと笑う姿を想像すると萌えました。
いばらちゃんのラーメン、2人で食べれるといいなぁ。

★★★ Excellent!!!

全四話で語られるこの作品、今まで読んだ恋の話とは味わいが違うものでした。
悲恋とか王道とか、そんなんじゃなく。
SFでした。
それなのに、しっかり恋愛してるから面白くて。

少年はただ彼女のことが好きだから、彼女の好きな人になるために頑張ったんですね。
その真っ直ぐで一途な思いに「待って!違う!そうじゃない!」とツッコミたくなる。

しかし素敵な物語でした。100年待ち続けて、ようやく……というラストがロマンチックで。
お気に入りの作品になりました。

★★★ Excellent!!!

単純な感情を鵜呑みにして、それだけを抱えて去っていこうとした少年少女たちのお話です。
人の気持ちは複雑で、「すきな人」になったその先も物語は続きます。100年という月日は、不器用な二人に何をもたらすのでしょうか。
続きがあれば、是非読んでみたいです。