夏の日の花火のような余韻につつまれる

快活な少女と物静かな青年の対比がストーリーのバランスを上手く保っていて、気持ちよく読むことができました。
森の中の図書館という舞台がノスタルジックな雰囲気へと誘ってくれます。

夏という季節が持つ、情緒、切なさ、儚さが見事に織り込まれている作品です。

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