ふろく:勝手版・小林存年譜、参考資料
明治10(1877)年 明治維新まで
明治16(1883)年 横越小学校入学
明治24(1891)年 亀田高等小学校卒業
明治25(1892)年 東京専門学校(後の早稲田大学)入学
明治27(1894)年
明治29(1896)年 東京専門学校卒業、帰郷。大水害「
明治31(1896)年 この時期に英語教師を辞し帰郷、
明治33(1900)年 新潟新聞(後の新潟日報)紙上で同社の記者に論争を挑み、同社社長坂口
明治35(1902)年 結婚
明治37(1904)年 新潟新聞に入社、主筆(編集長)となる
明治40(1907)年 ウラジオストク訪問、紀行文「
大正元(1912)年 金銭トラブルに巻き込まれたのを機に新潟新聞退社
大正2(1913)年 「
大正4(1915)年 満洲・朝鮮訪問。「
大正5(1916)年 「
大正14(1925)年 週刊誌「東北時報」顧問、
昭和7(1932)年 満州・朝鮮再訪、「
昭和9(1934)年 民俗学研究グループ「
昭和10(1935)年 「高志路」創刊。第1回日本民俗講習会に参加、
昭和11(1936)年 柳田を新潟に迎え、民俗学の講演会を開催。「越後史料
昭和12(1937)年 「越後方言考」刊行
昭和13(1938)年
昭和14(1939)年 「東北時報」廃刊
昭和16(1941)年 夫人と死別
昭和20(1945)年 「新潟商工会議所全史」編纂。「高志路」、資材欠乏のため休刊
昭和21(1946)年 「新潟民衆新聞」創刊
昭和23(1948)年 「高志路」復刊、その後再び休刊
昭和24(1949)年 第1回日本民俗学会年会出席
昭和25(1950)年 新潟日報文化賞受賞。「県内地名新考」(上・下)執筆
昭和26(1951)年 「越後方言七十五年」執筆
昭和27(1952)年 日本民俗学会名誉会員となる。「新潟短歌」加入。「横越村誌」刊行
昭和28(1953)年 地元紙関係者の依頼で
昭和29(1954)年 新潟県民俗学館の設立運動始まる。「中魚沼の物語」「新津市誌」刊行
昭和30(1955)年 脳出血で倒れ入院、このため「高志路」休刊
昭和31(1956)年 「中魚沼の物語」増補版を再版。「高志路」復刊
昭和32(1957)年 新潟大学農学部内に「新潟県民俗学館」開設。「
昭和33(1958)年 「
昭和36(1961)年 死去(3月10日。83歳)
昭和49(1974)年 横越小学校前に「われこそは街の酒場のソクラテス 君与へんか毒杯も
昭和51(1976)年 「越後方言考」復刻
昭和53(1978)年 新潟市学校町菅原神社に「黒川のメダカ
昭和54(1979)年 川崎久一「小林存伝―日本民俗学の先駆者―」刊行
昭和55(1980)年 「小林存伝」出版記念会・講演・遺墨展開催(
昭和56(1981)年 亀田町(現新潟市江南区)加賀屋に「ふるさとの加賀屋の菓子の窓の月 酒を謝すればもてなされけり」の歌碑建立
昭和61(1986)年
昭和62(1987)年 津南町見倉に「五戸の里に女もあるか子もあるか 日当る軒に赤きもの干す」の歌碑建立
平成元(1989)年 「烏啼句集」刊行
平成2(1990)年 横越村大庄屋屋敷跡に「小林存生誕地碑」と「桃の汁滴らし途方もない計画だ」の句碑建立
平成5(1993)年 「明治の蒲原佐渡探訪」刊行
平成16(2004)年 「越後のソクラテス 小林存展」(新潟市
平成17(2005)年 「小林存選集」刊行。同書刊行記念「横越町の小林存展」開催(北方文化博物館)
平成26(2014)年 横越の横越神社前に「ふるさとの堤の茶屋の酒悲し 長橋わたるバスに手を振る」の歌碑建立
平成28(2016)年 「高志路」400号記念特大号刊行
平成29(2017)年 「すてきな布―アンギン研究100年」展、「特別対談 アンギンの発見者―小林存を語る―」開催(新潟県立歴史博物館)
参考資料
川崎久一著「小林存伝―日本民俗学の先駆者―」(野島出版、昭和54年)
小林存著「横越村誌」(横越公民館、昭和27年)
新潟日報社編「幕下りるとき~新潟70人の生きざま」(新潟日報事業社、平成26年)
田中榮一ほか著「郷土の碩学」(新潟日報事業社、平成16年)
渡辺赳夫編「悼 小林存先生 高志路別冊」(新潟県民俗学会、昭和36年)
小林存著「玉石同架 小林存歌集」(新潟県民俗学会、昭和33年)
「すてきな布―アンギン研究100年」関連イベント「特別対談 アンギンの発見者―小林存を語る―」次第(新潟県立歴史博物館、平成29年)
「小林存選集」(横越町、平成17年)
ニイガタカラ.net
早稲田大学會津八一記念博物館公式サイト
他、もろもろ。
※引用だらけになってしまってますが、ほぼ全て原文のままです。
「横越村誌」だけは、口語体/旧仮名遣いで書かれていましたので新仮名遣いに直しました。
(4/12)
図書館を訪れ、間違いをちびちび訂正したり姑息なことをやっています。
同時に、読んでいたはずの資料で新事実を発見してしまったり(私がスルーしてた、というか見落としですが)、「この本の存在に気づいていれば」と地団駄を踏んだり。
全然足りてないものを、堂々と晒していました。
存さんが愛弟子に説いたとおり「結論を急いではいけない」。
あーあ。
われこそは街の酒場のソクラテス ~ 民俗学者・小林存のはなし。 中野徒歩 @yabu_neko
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