長編・お仕事小説 『それでも、火葬場は廻っている』

作者 くさなぎ そうし

元斎場(火葬場)職員より

  • Good!

凄い目の付け所が良いだけに、取材不足が否めない内容に残念。

実際のドラマの見せ場は棺を炉に送り出す前に、遺族が別れを済ます時に
遺族が泣き崩れたり、叫んだり、時には阿鼻叫喚の騒ぎになる事も。

他にもお骨をいかに早く正確に、焼くか。

そして、1000℃を超える炉の火力調節や、焼きあがったお骨を
如何に早く正確に人の形へと「整骨」するか。

そこに葛藤やドラマがあったりなかったりするんだけれども。

あと坊さんが女性だと、地域によっては忌避されたり陰口叩かれたりするかそこでもドラマが生まれる。

描きようによっては、吐き気を催すような醜い、人間ドラマが生まれる。

リアルな元職員から見ると、本当にもったいない素材。

まだまだ現実の斎場の方が良い意味でも悪い意味でも面白いので頑張ってください。

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