未来に抗う。たとえ、変えられないとしても

和の精神と時事ネタと現代ファンタジーが融合したら、こういう作品になるんでしょうかね。山中の屋敷、和服の美青年、笑わぬ男、満開の桜……情景や人物が目に見えるようでした。この桜の時期、地震に悩まされる時世に映える作品だと思います。

個人的には、職務と芽生えた情に悩む駒場がツボでした。本当に悩んでいるんだろうというのが、淡々とした視点からでも透けて見えて……ああいうキャラは好きです。